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| File 011 | ||||
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写真は「かざりや」あぶり餅です。 |
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今宮神社門前 一和 かざりや あぶり餅 |
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『やすらきたる やすしや 花や咲きたるや やすらい花や 〜 』 洛北大徳寺近く、玄武神社の界隈に太鼓と鉦のお囃子が響き、風流花笠と鬼を中心とした厄祓いの舞が町内をねり歩き、傘の下に厄除けを祈る多くの人々が集まる… 紫野に春を呼ぶ「やすらい祭り」の風景です。 春、花の咲くこの時期になると疫神が花びらに乗って辺り一帯に散っていき、病が流行るという言い伝えが平安の昔にありました。花の精をなぐさめ、厄病の流行を静めるために始められた「花鎮め」が起源と伝えられています。 風流傘の飾られた花に厄を乗り移し、それを神前で退治てもらう。なんとも面白いお祭りです。このお祭りは太秦の牛祭り、鞍馬の火祭りと並んで「京都三奇祭」の一つに数えられています。 |
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今宮神社は、玄武神社と並んで「やすらい祭り」が執り行なわれており(正確には今宮神社の摂社「疫神社」のお祭り)、厄落としに多くの方がお参りになります。 |
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神社に向かって右側が一文字和助こと「一和」さん。左側が「かざりや」さん。同じような店構えで、同じように炭火であぶり餅が焼かれています。 |
| 以前は「一和」さんの方が好みで、こちらを贔屓にしていたのですが、最近(代替わりがありました)味噌たれの味が変わって美味しくなくなったとの情報を味のご意見番たちから得ることができ、さっそく確かめに行きました。 うーん、どうしたことでしょう。くどい甘味が口に残ります。 以前とは違う!! 噂通りの変わりように半ば呆然としてしまいました…本当に残念です。 それに比して「かざりや」さんの方は昔ながらの味わいで、今では私もこちらをお薦めします。編集長に食べていただいたのも当然こちらのあぶり餅です。(笑) ちなみに、「一和」さんは創業して約1000年(!)「元祖正本家」を名乗り、「かざりや」さんも創業400年で「本家根元」を名乗っておられます。(笑) ひょっとしたら、「本家本元」争いの元祖かもしれませんね。 今の願いは… 一日も早く「一和」さんに昔の味を取り戻して欲しいこと。 やはり、あぶり餅は二軒が競い合ってこそ、なのですから。 |
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参考 花鎮めの囃子 やすらきたる、やすしや 花や咲たるや、やすらい花や や、富草の花や、やすらい花や や、富をせばなまえ、やすらい花や や、富をせば、みくらのやまに、やすらい花や や、あるまで、なまえ、やすらい花や や、あまるまで、命をこわば、やすらい花や や、千代に千代添えや、やすらい花や や、この殿を、なまや、やすらい花や や、この殿を、かぬのせきと、やすらい花や や、祝しめて、なまえ、やすらい花や や、御床殿(みととの)にせんや、やすらい花や や、さけなえ、こまえ、や、とるまろもやすら や、さけなえ、こなえ、や、ひくまろもやすら や、さかこをたびに、とりたつなりや、宵に来て、 寝なましかばや、とりたたましや、たたましや、 いま争わで、寝なまし殿を、いま想い出て、あなしたら恋し 伝 寂蓮法師作 折口信夫 著 「日本の古謡」より |
写真提供 |
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